「勇気になればいいと思った」

「勇気になればいいと思った」 韓国のMTF芸能人の記者会見
“私の手術の公開が、私と同じように苦しんでいる性的マイノリティの人たちの勇気になればいいと思った。手術の決心にいたるまで、何度も自殺を図った。最後の自殺未遂のときは、「死ぬ前、一度でもいいから女性として生きてみたい」と思った。”
1月22日ソウルで、韓国の芸能人イシヨン氏(29歳)がSRS(性別再判定)手術を受けたことを公開し、記者会見を開いた。芸能活動を続けながらSRS手術をした人は韓国ではじめてのことであり、多くのメディアが殺到した。
イシヨン氏は、1999年からファッションモデルや映画俳優として活動しており、アンチ・ミスコリア・フェスティバルに参加したこともある。アンチ・ミスコリア(Anti Miss Korea)フェスティバルとは、97年季刊誌で創刊された韓国のフェミニストジャーナルIFが主催し、99年から02年まで毎年開かれた。障害者・異性装・高齢者などが参加し、女性に外見至上主義や性の商品化を強制する社会のありかたに反対した。この活動によって、地上波放送によるミスコリア大会の生中継をやめさせることに貢献した。
イシヨン氏は、“一番つらかった時期は、マッチョな男役割を演じさせられ、筋肉をつけるためのトレーニングをしていた時期だった。自分のなかにある女性性を抑制しなければならないのがとてもしんどかった”と述べた。
イシヨン氏は2月、法的に性別を変更する手続きをとる予定である。
【関連サイト】
・IF主催 アンチ・ミスコリア・フェスティバルの模様
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