横須賀市議会初のセクマイ質疑
横須賀市の議会で議会史上初めて、性的マイノリティについての一般質問が行われた。
質問をしたのは藤野英明議員(無会派)。
※Windowsのみ。
※藤野議員の当該やりとりは2008(平成20)年3月3日(月)のVODをクリック。5時間38分あたりから。
【質問概略】
性的マイノリティの方々への理解と支援について
(1)性的マイノリティに対する本市の見解について。
(2)性的マイノリティに対する差別・偏見の実態把握と、これまでの本市の方針について。
(3)性的マイノリティを本市は人権課題として位置づけていくのか。
(4)身近な相談窓口の必要性と広報について。
(5)学校教育での取り組みの現状について。
やりとりは合計3回あり、藤野氏の質問に市長、市民部長、教育長がそれぞれ答えた。
答弁において蒲谷市長から、
「『(仮称)人権施策推進指針』では、 女性・こども・高齢者・障がい者・外国籍市民など個別の人権課題ごとに人権施策の基本的な方向性を示したい。その中で性的マイノリティの方々の人権についてもとりあげたいと考えております。 」とのこと。
また、教育長からは、
「性的マイノリティを含め、様々な事柄についてこどもたちや保護者が悩みを一人で抱えこまないように臨床心理士、スクールカウンセラー、や養護教諭等が連携し関係機関も含め相談しやすい体制を作っております。
教育委員会といたしましては性的マイノリティに関する指導は重要なことと認識しておりますので、今後教員の研修会などを実施し、不適切な扱いを受けることの無いよう勤めてまいります。 」
との答弁をえた。
市長、教育長ともにセクマイ当事者に会ったことがないとことわりながらも、政治的な正しさとして、偏見差別があってはならないと議会で発言している。政治の舞台において、この意味は本当に大きい。アップデートな話題として同性愛のキーワードを含むサイトにアクセスできなくなる未成年の携帯のフィルタリング規制についても言及している。
やりとりについては後日横須賀市議会トップページから閲覧が可能になる。
セクシュアル・マイノリティ(性的マイノリティ)が笑われたり、いじめられたり、暴力をふるわれたりすることのない、安全かつ安心できる「当たり前の生活」が公的な場所で徐々にとりあげられてきている。議員の視点と活動にも注目していきたい。
【横須賀市】
横須賀市では人権尊重を基調とする市政を実現するため、人権施策の総合的な推進に資する「(仮称)横須賀市人権施策推進指針」の策定に向けた課題、方向性等について協議するために人権懇話会を設置している。
法務省管轄の横須賀市における人権擁護委員会の委員についてはこちら。相談窓口も設置している。現在のところ「いじめ・差別などの人権問題」とのおおまかな定義ではあるが、対応に期待したい。
http://www.yokosuka-benri.jp/db/g_info/l100000828.html
子ども、青少年の相談は「ヤングテレホン横須賀」という名前の行政サービスが行われている。対象は小学生、中学生、高校生。悩み、心配ごとなどの相談が電話、メールでできる。
http://www.yokosuka-benri.jp/db/g_info/l100000267.html
【関連サイト】
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