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福岡でパレード!5月3、4日

2008年5月 2日 10:21 つな
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●クィアレインボーパレード福岡とは?

 

毎年ゴールデンウィーク中に開催される日本最大級の市民祭り「博多どんたく」で、レズビアンを中心としたセクシュアルマイノリティたちが参加するパレードのこと。今回で2回目の参加となる。博多どんたくはGW中のイベント動員としてもトップクラスで、地元住民の参加も多いし、観光名所としても名高い。5月3、4日の両日行われ、3日には街の中の20箇所以上に演舞台が設置され、踊りやパフォーマンスなどで600組以上のグループが参加する。4日にはパレードが催され、約200チームの市民団体が参加する。


 

市民であれば誰でも参加登録ができ、地域密着型だけに、地元のセクシュアルマイノリティにとっては顔を出す難しさもあるが、動員200万人を越す観光スポットだけに、マイノリティの可視化に関しては最大限の効果をもたらす。

 

クィアレインボーパレードは2007年から博多どんたくへの参加が始まった。昨年は117名がパレードに参加し、沿道にはレインボーフラッグを持った応援者が20名ほどいたと確認されている。

 

5月3日、4日 クィアレインボーパレード福岡

 

 

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パレードまでの道のり

 

主催者のひとりである元満真紀(もとみつ まき)さんの話では、去年のパレード後、当事者、非当事者の両方から直接メッセージやメールが寄せられたという。

 

そもそもパレードは、元満さんが7年前に設立したドーズドースのバーからスタートしている。バー自体はミックスであり、オープンリー・レズビアンである元満店長のもとに、レズビアンを中心としたセクマイ当事者がよく足を運んでいる。

 

4年前に、ドーズドースバー開店前の2時間枠を使って『Resting』というお茶会をひらいたところ、未成年者やお酒を目的としない当事者が集った。お酒を飲んで楽しみたいというスタンスと、話を聞いてほしい、聞きたいというスタンスは違う、と元満さんは感じた。『Resting』は、バーをオープンしたとき、悲しい話や辛い話をしていくお客さんが幾人もいて、バーが飲むだけの場ではないようになりはじめたのがきっかけだった。

 

そして、お茶会で当事者同士がゆったりと話していくことに、経営とはまた別の醍醐味を元満さんは見つけていく。仲良くなり、キャンプに行くようになり、宿泊型のウーマンズウィークエンドと結びついた。30名ほどが参加して夜通し話しこむ。一日7~8時間以上のワークショップは盛況となり、年に3回開催されている。お店を休んで元満さんは毎回参加している。ウィークエンドを通して、悲しいだけではなくて、自分自身の自信につなげていくこと、同性愛がおかしいのではないということを参加者みんなで少しずつ理解しあっていった。

 

ドーズドースは福岡市のゲイバーが連なる春吉と住吉から離れた中央区の天神西通り沿いにある。福岡市内には60店舗ほどのゲイメン用のバーがあり、そのほとんどが一箇所に集中している。バー同士が密につながるのは頼もしいことだが、エリア内外の境界がはっきりしてくるために地域との共存感が薄まっている感がある。ドーズドースでは看板やメニューに「セクシュアルマイノリティが立ち寄れる店」と明記してあるが、当事者/非当事者を問わず誰でもウェルカムだ。特定のセクシュアリティに片寄らず、何度も来てくれる人を増やしていくことで、外と内を隔てる壁や枠そのものをなくしていくこと。それが元満さんの最大の目的だ。

 

バーのお客やセクマイ活動は、これまでのところレズビアンがメインだったが、福岡でクィア映画祭を開催しようと、周囲の仲間を誘った。コミュニティで一見つながりの薄かったゲイ男子も交えて実行委員をやっていきたいと思い、セクシュアルマイノリティが主催する形で開催し、成功した。それがQF3という映画祭である。

 

QF3のメンバーから、今度はパレードを開催しようという話が持ち上がり、そこからさらにパレードの実行委員会が立ち上がる。現在10名ほどの実行委員がボランティア参加している。セクマイグループとして博多どんたくに参加することは、可視化としては最大の効果がある。市民との距離も近いため、ドラァグクィーンなどは観光客から「一緒に写真を撮ってほしい」と人気が高い。演舞台では、歌あり、踊りあり、こどもから高齢者まであらゆる観客の前で自分たちの存在をアピールできる利点がある。しかし、どんたく自体は年々参加者が増えており、人数を調整するために、来年から抽選制を取り入れるという話も持ち上がっている。どんたくの2,3ヶ月前からパレードの準備をしても、約1ヶ月前の抽選に落ちれば参加はできない。だれでも参加できるという市民祭りの懐の広さがあったからこそ参加できたものの、現在はその限界を感じている。来年からは単体のパレードもありえるのでは、とスタッフと話しているという。

 

Resting 

 

 

 

●「とにかく会って話す」

 

ドーズドースではヘテロ男性もお客として入ってくる。カウンターに座れば元満さんが近くに立ち、お店の特徴を丁寧に説明する。「私という人間を見て、あなたと違いがありますか?」と問いかけるという。話をきちんとすればそれは確実に伝わるという。伝わらないのは、話をするチャンスがない人たち。冷やかしでバーのドアを開ける人もいる。そんな人たちに元満さんはカウンターから「怖がらんでいいとよ~!」と笑いながら声をかける。

 

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ドーズドースという空間が人間関係を円滑にしてくれるという。仕事上でもめたとしても、みな出したい結果は一緒、向かっている方向は同じだと理解している。ひとりひとりが仲良く、お互い助け合い、信用しあっている。みんなと一緒に変化していければよいと。バーについては元満さんを含む3人のスタッフが常駐。元満さんはアパレルの経営もやっているが、ほとんどの時間をドーズドースのバーですごしている。バーで培った人間関係が、地元発信型の活発な動きにつながっていき、いまでは「福岡に元満真紀あり」と言われるほどだ。「とにかく会って話す」という姿勢が、だれに対しても強い絆をつくりあげる。

 

バー経営については、今後デイタイムのカフェ経営などの夢をもっているとのこと。

 

ドーズドース・バー

 

 

hotline-logo1.jpg

レズビアン、女性のための電話相談開設

 

現在、女性向けの電話相談『ボーダレスホットライン』を週1回おこなっている。昨年、男女共同参画センターの協力をえて、相談員育成の講習およびシンポジウムをシリーズで行った。セクシュアルマイノリティのトピックはもちろん、女性が一人で生きていくために、男女平等についてなどを盛り込んだ内容になった。そこからこの電話相談が始まった。

 

ボーダレスホットライン

 

 

 

 

【関連サイト】

 

★クィアレインボーパレード福岡

http://members2.jcom.home.ne.jp/rainbow-parade/

 

★QF3(福岡クィア映画祭)

http://members2.jcom.home.ne.jp/queerfilmfestafukuoka/

 

★有限会社ドーズドース

http://room38k.kir.jp/Doez-Dose/i/top.html

バー地図

 

女性専用のレズビアン主体の

SNSボーダレスウーマン

http://sns.borderlesswoman.com/

 

Resting

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=fukuron2000

 

★ボーダレスホットライン

http://members2.jcom.home.ne.jp/queerfilmfestafukuoka/QF3schedule-hotline.html

 

WWE

http://members2.jcom.home.ne.jp/wimynweekend/

 

博多どんたく

http://www.hakatadontaku.jp/

 

 

 

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