・いぬのえいがひょうの最近の記事
[いぬのえいがひょう] vol.024
4ヶ月、3週と2日 (2007)
4 Luni, 3 Saptamani Si 2 Zile
1987年、チャウシェスク独裁政権末期のルーマニア。
「自由が極端に制限されていた恐怖政治下の社会」
当時のルーマニアと全く同一の形で自由が制限されている時代や場所以外からは、そんな社会と評される当時のルーマニア社会。

[いぬのえいがひょう] vol.023
ロシアン・エレジー (1993) Elegiya Iz Rossii
末期ガン患者の死にゆく姿と、ロシアの民衆の姿が重ねて描かれる。
呼吸困難に苦しみ喘ぎ続ける末期ガンの患者。
為す術もなく体温は下がってゆく。
[いぬのえいがひょう] vol.022
戦艦ポチョムキン (1925) Броненосец Лотемкйн
物資不足による劣悪な食事への不満をきっかけに、戦艦ポチョムキン号の水兵たちがストライキを起こす。
戦艦がオデッサ港へ寄航した際、ストライキを鎮圧するための軍隊が出動。
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[いぬのえいがひょう] vol.021
牡牛座 レーニンの肖像 (2001) Telets
1922年モスクワ郊外。
1918年の暗殺未遂事件の際に被弾したレーニン。
彼は、被弾の後遺症で、右半身は麻痺、思考も定かではなく、着替えも入浴も満足にできず、妻と妹に見守られ隔絶された療養生活を送る。
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小さな悪の華 (1970) Mais Ne Nous Deliverz Pas Du Mal
寄宿学校に通う少女、アンヌとロールは悪に魅せられ、数々の悪徳を繰り返す…はず。
宣伝文句を信用すると、そのはず、だった。
なんだか、これ、ちがう…。
[いぬのえいがひょう] vol.019
太陽 (2005) Solntse
かつて戦争は、攻撃のために、相手を拒絶するために、わざわざ遠くの国まで爆撃に、出向くものだった。
けれど、近くにいる同胞の肉体にはそれまで以上、近づかない。
社会規範が定めている適正な距離以上、近づかない。

[いぬのえいがひょう] vol.018
トリコロールに燃えて (2004) Head in the Clouds
1930年代。
英国の学生ガイは上流階級の美しい娘ギルダと出会い恋におちるが、ギルダはガイの求愛を受け止めることなく、単身パリへ旅立って行く。
そして3年後、ギルダからの手紙に導かれてガイはパリでギルダと再会。

[いぬのえいがひょう] vol.017
そして愛に至る (2000) Apres La Reconciliation
アンヌ=マリー・ミエヴィルが描く「ふたりぐらし」の覚え書き。
そして、「さんにんぐらし」「よにんぐらし」の考察。
「2」という単位の夫婦関係で妻という役割を担うアンヌ。
アンヌは友達カトスと「2」名で話し合う。
「言葉」と「生」のかかわりについて。
「生」を繋ぎとめる「言葉」。「生」を取りこぼす「言葉」。
そこへやってきた、アンヌの夫ロベール。
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[いぬのえいがひょう] vol.016
濁流 (1934) Born to Be Bad
面白さには文句をつけようがない映画だ。
短い上映時間の中で二転三転し続ける物語。
先を全く読めない展開にはらはらするのが好きなかたは、以下を読まずにまずは映画を観てください。
映画作品としての面白さ、完成度はかなり高い。
テンポの良すぎる語り口と完成された映像に引き込まれることでしょう。
続きを読む[いぬのえいがひょう] vol.015
白くまになりたかった子ども (2002) L'Enfant Qui Voulait Etre Un Ours
美しい作品です。
太い筆で描かれた単純な線の輪郭のキャラクターと繊細な水彩の背景が、不思議なことに見事に一体化しています。
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